非表示のデバイスの参照
デバイス マネージャーでは、コンピューターにインストールされているデバイスの一覧が表示されます。 既定では、一覧に表示されないデバイスが一部あります。 非表示のデバイスには、次のものがあります。
デバイス ノード (devnode) ステータス ビット「DN_NO_SHOW_IN_DM」が設定されているデバイス。
NoDisplayClass として識別されているデバイス セットアップ クラスの一部であるデバイス (プリンターや PnP 以外のドライバーなど)
コンピューターから物理的に取り外されたあと、レジストリ エントリが削除されなかったデバイス (不使用デバイスまたは存在しないデバイスとも呼ばれます)。
Note
Windows 8 および Windows Server 2012 以降のプラグ アンド プレイ マネージャーにおいて、プラグ アンド プレイ以外の (レガシ) デバイスのデバイスイメージは、作成されません。 したがって、そういったデバイスがデバイス マネージャーで表示されることはありません。
Note
不使用デバイスには、注意を払う必要はなく、問題が生じるものではないので、不使用デバイスをユーザーが表示する必要は通常発生しません。 不使用デバイスをユーザーが表示する必要が発生した場合には、ドライバーの設計上の問題が疑えます。 ただし、テスト時には、開発者が不使用デバイスを表示する必要が発生する場合があります。
非表示デバイスをデバイス マネージャーの表示対象に含めるには、[表示] を選択し、[非表示デバイスの表示] を選択します。
Windows 8 以前のバージョンで不使用デバイスを表示するには、デバイス マネージャーを開く前に、まず環境変数のDEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES を 1 に設定し、その上でデバイス マネージャーを開き、 [表示] メニューで [非表示デバイスの表示] を選択します。
ユーザー環境変数 DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES の設定を 1 に固定するには、システム プロパティ シートの [詳細設定] タブを使用します。 この環境変数を設定した後、デバイス マネージャーを実行し、[非表示デバイスの表示] を選択します。