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デバイスのコンテナーのグループ化での ACPI の使用

ACPI 設定を使用してデバイス コンテナーのグループ化を指定することは、コンピューターの製造元 (OEM) が使用することを目的としています。 コンピューター BIOS で ACPI オブジェクトを構成することにより、コンピューターの正確な構成を示すことができます。 この機能は、このホワイト ペーパーで説明されている他のデバイス コンテナーグループ化メカニズムに追加されます。

ACPI を使用してコンピューターの構成を示すには、いくつかの利点があります。

  • 設定はコンピューターの BIOS に保持され、オペレーティング システムのアップグレード間で保持されます。

  • Windows は、バス ドライバーが提供するリムーバブル機能を評価した後、ACPI 設定を評価します。 そのため、製造元は ACPI 設定を使用して、リムーバブルとして誤って報告されたデバイスを修正し、Windows は機能をコンピューターのデバイス コンテナーにグループ化できます。

  • ACPI 設定の使用は、コンピューター OEM がコンピューターの内部にある USB ポートと、ユーザーが外部デバイスを接続できる USB ポートを示すために特に役立ちます。 詳細については、「ACPIを使用してコンピューター のUSBポートを構成する」を参照してください。

    コンピューター OEM は、コンピューターの USB ポート トポロジを正確に反映するように ACPI BIOS 設定を構成することを強くお勧めします。 これにより、コンピューターと物理的に統合された USB デバイス (内部 Bluetooth 無線や統合された Web カメラなど) が、コンピューターのデバイス コンテナーにグループ化されます。 また、接続可能/ユーザー表示ポートに接続されているデバイスは外部デバイスと見なされるため、オペレーティング システムはコンピューターと外部に接続されたデバイスの境界をより適切に判断できます。

デバイス コンテナーのグループ化に ACPI オブジェクト設定を使用する方法の詳細については、「Windows 7 のコンテナー グループ化」に関するホワイト ペーパーを参照してください。