DEVPKEY_Device_SessionId
デバイス プロパティ DEVPKEY_Device_SessionId は、デバイス インスタンスにアクセスできるターミナル サービスのセッションを示す値を表します。
属性 | Value |
---|---|
プロパティ キー |
DEVPKEY_Device_SessionId |
プロパティ データ型識別子 |
|
「プロパティ アクセス」 |
アプリケーションとサービスによる読み取りと書き込みのアクセス。 |
ローカライズされるか |
いいえ |
解説
ターミナル サーバー機能により、プラグ アンド プレイ (PnP) のデバイス リダイレクトがサポートされています。 デバイスがすべてのターミナル サービス セッションにおいてアプリケーションやサービスにアクセスされる可能性があるのか、それとも特定のターミナル サービス セッション内でのみアクセスされる可能性があるのかが、デバイス リダイレクトによって決定されます。 ターミナル サービス セッション内のデバイスのアクセシビリティは、デバイスに対する DEVPKEY_Device_SessionId の設定によって次のように決定されます。
DEVPKEY_Device_SessionId プロパティが存在しない場合、またはプロパティは存在するがプロパティの値が設定されていない場合には、デバイスはすべてのアクティブなターミナル サービス セッションでアクセスされる可能性があります。
DEVPKEY_Device_SessionId プロパティが存在し、プロパティの値が 0 以外のターミナル サービス セッション識別子に設定されている場合、デバイスはターミナル サービス セッション識別子によって示されるターミナル サービス セッションでのみアクセスされる可能性があります。
DEVPKEY_Device_SessionId プロパティが存在し、プロパティの値が 0 に設定されている場合、デバイスはサービスによってのみアクセスされる可能性があります。 セッション 0 は、サービスによってのみ実行されうる特殊なセッションです。
DEVPKEY_Device_SessionId プロパティにアクセスするには、SetupDiGetDeviceProperty と SetupDiSetDeviceProperty を呼び出します。
Windows Server 2003 や Windows XP、 Windows 2000 では、このプロパティはサポートされていません。
要件
バージョン: Windows Vista 以降 ヘッダー: Devpkey.h (Devpkey.h を含む)