Windows 98 Core コンポーネント
MIcrosoft Windows 98 では、次の図に示すように、静止画像のコア コンポーネントが表示されます。
サーバー側では、stimon.exe、sti.dll、sti_ci.dllの 3 つのコア コンポーネントがsticpl.cplと通信します。 これらのコンポーネントは、それぞれ、静止画像イベント モニター、クラス インストーラー、およびスキャナーとカメラ コントロール パネル アプリケーションです。 Sti_ci.dll は、新しい静止イメージ デバイスがインストールまたは削除された場合にのみ呼び出され、sticpl.cplは構成の手間をかけるためにのみ呼び出されます。
Stimon.exeはイベントを処理し、sti.dllと通信します。これは、この図の左側に USD1、USD2、および USD3 というラベルが付いた 1 つ以上のユーザー モードの静止画像ドライバー (USD) と通信します。 各ユーザー モード ドライバーは、デバイスのバス接続に応じて、1 種類のカーネル モード ドライバーと通信します。 USB デバイスの場合、ユーザー モードの静止画像ドライバーは、複合 USB デバイス用のusbscn9x.sysと非複合 USB デバイスのusbscan.sysと通信します。SCSI デバイスの場合、ユーザー モード ドライバーはscsiscan.sysとscsimap.sysの両方と通信します。
クライアント アプリケーション側では、IHV は TWAIN データ ソースを提供する必要があります。このデータ ソースは、前の図で vendor.ds(このコンポーネントの汎用名) として示されています。 TWAIN データ ソースは TWAIN スキャン アーキテクチャのコンポーネントであり、クライアント側のsti.dllのインスタンスと通信します。 さらに、 sti.dll は、前に説明したカーネル モード ドライバーの 1 つと通信するユーザー モードの静止画像ドライバー (図の USD1) と通信します。