PTP カメラのインストール
カメラが PTP に対応している場合、デバイスを接続して WIA デバイスとしてインストールするだけです。 Microsoft PTP WIA ミニドライバーが残りの処理を行います。
PTP カメラに追加または拡張機能がある場合、INF ファイルを作成する必要があります。
INF ファイルには、sti.inf のセクションが含まれています。 これにより、Microsoft は INF ファイルに影響を与えることなく、必要に応じて sti.inf に今後の更新を行えます。
USB デバイス作業グループには、静止画像カメラのクラス ID 0x06 が割り当てられます。 今後の Windows リリースでは、互換性のある ID の一致として、このクラス ID の PTP ドライバーを読み込む INF ファイルが Microsoft によって配布されます。 つまり、ベンダーはハードウェア ID を含む INF ファイルを配布することで、カスタム ドライバーを読み込めます。 Windows インストーラーでは、クラス ID の照合よりも、ハードウェア ID の照合の優先順位が高くなります。 ハードウェア ID を持つ INF ファイルが Windows に搭載された状態で出荷されていない場合、ベンダー ドライバーは自動的に読み込まれません。 ただし、CD の自動実行プログラムは UpdateDriverForPlugAndPlayDevices を呼び出し、ベンダー ドライバーを簡単に更新できます。
PTP カメラの INF ファイルの例:
; PTPCAMERA.INF -- PTP Camera setup file
; Copyright (c) 2002 PTP Camera Company
; Manufacturer: PTP Camera Company
[Version]
Signature=$WINDOWS NT$
Class=Image
ClassGUID={6bdd1fc6-810f-11d0-bec7-08002be2092f}
Provider=%Mfg%
DriverVer=06/26/2001,1.0
CatalogFile=wia.cat
PnpLockdown=1
[Manufacturer]
%Mfg%=Models,NTamd64
[Models.NTamd64]
%PTPCamera100.DeviceDesc%=PTP100, USB\VID_000&PID_0100
[PTP100]
Include=sti.inf
Needs=STI.PTPUSBSection
AddReg=PTP100.AddReg
DeviceData=PTP100.DeviceData
SubClass=StillImage
DeviceType=2
Capabilities=0x35
Events=PTP100.Events
ICMProfiles="sRGB Color Space Profile.icm"
[PTP100.Services]
Include=sti.inf
Needs=STI.USBSection.Services
[PTP100.DeviceData]
Model=PTP
QueryDeviceForName=1,1
Server=local
UI DLL=sti.dll
UI Class ID={4DB1AD10-3391-11D2-9A33-00C04FA36145}
[PTP100.Events]
Connected=%PTP.Connected%,{A28BBADE-64B6-11d2-A231-00C04FA31809},*
Disconnected=%PTP.Disconnected%,{143E4E83-6497-11d2-A231-00C04FA31809},*
[PTP100.AddReg]
[Strings]
Mfg="PTP Camera Company"
PTPCamera100.DeviceDesc="PTP Camera Model 100"
PTP.Connected="PTP Camera Connected"
PTP.Disconnected="PTP Camera Disconnected"