フィルムのスキャンをサポートするフラット ベッド スキャナー
次の図は、フラットベッド プラテンをフィルム スキャン面として使用してフィルム スキャンに対応するフラットベッドスキャナーを想定したWIA項目ツリーを示しています。 この図は、物理デバイスとドキュメントも示しています。
前の図では、左側のツリーはスキャナー項目ツリーを表しています。 右側の要素に描画される曲線は、この項目ツリーで表される物理デバイスとドキュメントを記号表示しています。
フィルム スキャナー アイテムは、常にフィルム スキャン面全体を表します。 範囲設定の有効な値は、プレビュー スキャンが常にフィルム スキャン領域全体を表す 1 つの画像を表示するように、スキャン面全体に制限する必要があります。 この 1 つの画像は、スキャン面に配置されたスライドまたはフィルムの状態をユーザーに表示するアプリケーションに役立ちます。 個々のフレーム項目の範囲設定は、フィルムスキャン面の物理的な寸法に制限されます。 フィルム項目のベッドサイズ プロパティである WIA_DPS_HORIZONTAL_BED_SIZE および WIA_DPS_VERTICAL_BED_SIZE は、フィルムスキャン領域の物理的な寸法を表す必要があります。 フラット ベッド スキャン プラテンの中央にある場合でも、フィルム スキャン面の範囲設定は(0,0)から始まります。 このナンバリングは、フィルム スキャン面が、フラットベッド スキャンの原点とは無関係に、独自の原点を有するためとなっています。
注: フィルム スキャン セッションでは、フレーム選択領域を重ねて使用できます。