フラットベッド スキャナーのアーキテクチャ
スキャナー デバイスがフラットベッド プラテン スキャンに対応している場合、WIA 項目ツリーのルート項目から直接、フラットベッド スキャナー項目を最初の子項目として実装する必要があります。また、WIA_IPA_ITEM_CATEGORY プロパティを WIA_CATEGORY_FLATBED に設定する必要があります。 このフラットベッド項目は、プログラム可能なデータ ソースを表し、この項目からデータ転送が要求されたときにスキャナーのフラットベッド プラテンに現在配置されているドキュメントから画像を生成します。
フラットベッド プラテン スキャンのみに対応するスキャナーには、次の図に示す WIA 項目ツリーがあります。
WIA フラットベッド項目がルート項目で直接配置されていることに注意してください。
フラットベッド プラテン スキャンとドキュメント フィーダー スキャンに対応するスキャナーには、次の図に示す WIA 項目ツリーがあります。
他のスキャン データ ソースが実装されている場合、WIA 項目ツリーの最初の非ルート項目は WIA フラットベッド項目である必要があります。 この配置により、Microsoft Windows XP および Windows Me アプリケーションへの対応が容易になります。 これらのオペレーティング システムとの互換性の詳細は、「Windows Me と Windows XP の WIA フラットベッド スキャナーの互換性」を参照してください。