次の方法で共有


タイマーとワーカー スレッド管理

RDBSS には、ワーカー スレッド管理用のタイマー ルーチンがいくつか用意されています。 これらのサービスは、すべてのネットワーク ミニ リダイレクター ドライバーに提供されます。 次の種類のタイマー ルーチンを使用できます。

  • 定期的なトリガー

  • ワンショット通知

タイマーは、デバイス オブジェクトとワーカー スレッド ルーチンに関連付けられます。 タイマーの有効期限が切れると、最初の RxPostOneShotTimerRequest ルーチンまたは RxPostRecurrentTimerRequest ルーチンに入力パラメーターとして渡されたワーカー スレッド ルーチンが呼び出されます。

次の RDBSS タイマー ルーチンが含まれています。

ルーチンによって返される値 説明

RxCancelTimerRequest

このルーチンは、タイマー要求を取り消します。 取り消す要求は、ルーチンへのポインターとコンテキスト パラメーターによって識別されます。

RxPostOneShotTimerRequest

このルーチンは、ワンショット タイマー要求を初期化するためにドライバーによって使用されます。 このルーチンに渡されるワーカー スレッド ルーチンは、タイマーの有効期限が切れると 1 回呼び出されます。

RxPostRecurrentTimerRequest

このルーチンは、繰り返しタイマー要求を初期化します。 このルーチンに渡されるワーカー スレッド ルーチンは、このルーチンへの入力パラメーターに基づいて、繰り返しタイマーが起動したときに一定の間隔で呼び出されます。