実行可能イメージ
実行可能ファイルは、メモリ マップ済みイメージ ファイルを使用してプロセスのアドレス空間に読み込まれます。 マッピングはセクションによって行われるため、ファイル自体を開く必要も、ハンドルを作成する必要もありません。 ファイル システムでは、これらの特別なセマンティクスがメモリ マップ済みファイルをサポートしていると仮定して、それらをチェックして適用する必要があります。 たとえば、この例でチェックする FASTFAT ファイル システム コードは、WDK に含まれる fastfat サンプルの Create.c ソース ファイルの FatOpenExistingFCB 関数にあります。
//
// If the user wants write access to the file, make sure there
// is not a process mapping this file as an image. Any attempt to
// delete the file will be stopped in fileinfo.c
//
// If the user wants to delete on close, check at this
// point though.
//
if (FlagOn(*DesiredAccess, FILE_WRITE_DATA) || DeleteOnClose) {
Fcb->OpenCount += 1;
DecrementFcbOpenCount = TRUE;
if (!MmFlushImageSection( &Fcb->NonPaged->SectionObjectPointers,
MmFlushForWrite )) {
Iosb.Status = DeleteOnClose ? STATUS_CANNOT_DELETE :STATUS_SHARING_VIOLATION;
try_return( Iosb );
}
}
したがって、ファイル システムでは、ファイルが開いていなくても、実行可能イメージを含むメモリ マップ済みファイルが削除されないようにすることができます。