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閉じるときに削除

呼び出し元で FILE_DELETE_ON_CLOSE オプションが指定されるとき、ファイル システム チェックによって、ファイルに対する削除アクセス許可または親ディレクトリでの子の削除アクセス許可が呼び出し元にあることを確認する必要があります。 どちらのアクセス許可でもファイルの削除を許可するのに十分です。 これは、ファイル システムが処理する重要なケースです。 ファイルが閉じたときに削除する操作のセマンティクスは、I/O マネージャーではなくファイル システムによって適用されます。

ファイル システムは、場合によっては、ボリュームが書き込みに対して保護されていないこと、およびこの操作が許可されないディレクトリには適用されないこともチェックする必要があります。 たとえば、FASTFAT ファイル システム コードは、書き込みから保護されているボリュームのチェックを行います。また、FILE_DELETE_ON_CLOSE を使用したルート ディレクトリの削除は許可しません。 これらのチェックの例は、WDK に含まれる fastfat サンプルの Create.c sauceファイルの FatCommonCreate 関数にあります。