データ インデックス
HID パーサーは、最上位のコレクションのボタン機能配列と値機能配列で説明されている各使用法を一意に識別するデータ インデックスを割り当てます。 概念的には、データ インデックスは、ユーザー モード アプリケーションまたはカーネル モード ドライバーがレポート内の個々のコントロール データにアクセスするために使用できる 0 から始まる配列インデックスです。 パーサーは、各最上位コレクションでサポートされている各レポートの種類に、一意のデータ インデックスのセットを割り当てます。
機能構造は、次の方法で使用法とデータ インデックスを相互参照します。
使用法を記述する各機能構造には、使用法を識別するために設定された NotRange.Usage メンバーと、使用法に対応するデータ インデックスを識別するために設定された NotRange.DataIndex メンバーがあります。
使用法範囲を記述する各機能構造には、使用法範囲を識別するために設定された Range.UsageMin メンバーと Range.UsageMax メンバー、使用法範囲に対応するデータ インデックス範囲を識別するために設定された Range.DataIndexMin メンバーと Range.DataIndexMax メンバーがあります。 (データ インデックス範囲は、連続するデータ インデックスのシーケンスを指定します。また、データ インデックス範囲内のデータ インデックスの数は、対応する使用法範囲内の使用法の数と同じです)。
データ インデックスの使用方法の詳細については、「データ インデックスによるコントロール データの抽出と設定」を参照してください。