QueryDisplayConfig の概要とシナリオ
このセクションは、Windows 7 以降、および Windows Server 2008 R2 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムにのみ適用されます。
次のセクションでは、呼び出し元が QueryDisplayConfig CCD 関数を使用する方法と、QueryDisplayConfig を使用するためのシナリオについて説明します。
QueryDisplayConfig の概要
呼び出し元は、QueryDisplayConfig を使用して、次のいずれの情報も列挙できます。
現在の接続済みモニターのセットに対して可能なすべての個々のパス。 すると、呼び出し元はパスを組み合わせて、可能なトポロジを構築できるようになります。
現在アクティブになっているすべてのパス。
接続済みディスプレイのセットの永続化データベースで現在定義されているアクティブ パス。
ソース モードとターゲット モードに加えて、パスごとの向き、スケーリング、レイアウト、コネクタの種類。
現在のトポロジのマップ先であるホット キー オプション。
QueryDisplayConfig のシナリオ
QueryDisplayConfig は、次のシナリオで呼び出されます。
ディスプレイ コントロール パネル アプレットは、QueryDisplayConfig を呼び出して、コントロール パネルが初めて起動されたときに、コントロール パネルのユーザー インターフェイスに現在適用されているトポロジを設定します。 現在適用されているトポロジには、強制プロジェクションが有効になっているディスプレイが含まれます。
ディスプレイ コントロール パネル アプレットは、QueryDisplayConfig を呼び出して、multimon ドロップダウン ボックスを設定するために可能なすべてのパスを列挙します。
コントロール パネルのユーザー インターフェイスが起動する前に、ディスプレイ ホット キーは QueryDisplayConfig を呼び出して、現在設定されている表示オプション (クローン、内部、外部、または拡張) を取得します。
サード パーティ製アプリケーションが、QueryDisplayConfig を呼び出して、接続済みディスプレイのセットについてデータベースに格納されている現在の設定にクエリを実行する可能性があります。