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Defaultwpp.ini ファイルとは

Defaultwpp.ini ファイルは、ソフトウェア トレースをサポートするデータ型を定義する構成ファイルです。 Defaultwpp.ini ファイルは、Windows Driver Kit (WDK) の bin\wppconfig\rev1 サブディレクトリにあります。

Defaultwpp.ini ファイルには、次のものが含まれます。

  • UBYTE や XINT64 などの算術データ型

  • アーキテクチャに依存するデータ型 (SLONGPTR など)

  • 定義済みの定数 (COMPNAME (コンピューター名)、%!Func! (関数名)、および %!レベル! (プロバイダー レベル)--%TRACE_FORMAT_PREFIX% 環境変数を編集することで、 トレース メッセージ プレフィックス に含めることができます。

  • printf ステートメントで使用されているようなトレース メッセージで書式指定を使用できる書式指定定数。

  • IPADDR、HRESULT、GUID など、トレースでよく使用される型の特殊な型。

  • DATE、TIMESTAMP、Due、Delta などの時間関連の型。

  • b1 (8 バイトのセット) やブール (Boolean) などの列挙型。

  • irql、pnpmn、sysctrl などのカスタム型。

Defaultwpp.ini ファイル内のデータ型を使用し、単純で複雑なデータ型を持つ独自のカスタム構成ファイルを作成できます。 詳細については、「カスタム データ型を定義する方法」と「複合型定義の構文」を参照してください。