例10: リアルタイム トレース セッションの開始
次のコマンドは、リアルタイム トレース セッションを開始します。つまり、トレース メッセージがログ ファイルに送信されるのではなく、トレース コンシューマーに直接送信されるセッションです。
tracelog -start MyTrace guid MyProvider.guid -rt
ログ ファイルに影響するパラメーターを除き、同じパラメーターを使用して、トレース ログ セッションに使用するリアルタイム トレース セッションをカスタマイズできます。 これには、特殊なトレース セッションとプライベート トレース セッションのリアルタイム トレースが含まれます。 ただし、Tracelog は トレース コンシューマーではなく トレース コントローラーであるため、Tracelog を使用して、リアルタイム トレース セッション中に生成されたトレース メッセージを表示することはできません。 代わりに、 Tracefmt などのトレース コンシューマーを使用するか、トレース コントローラーとトレース コンシューマーの両方である TraceViewを使用します。
次のコマンドでは、Tracefmt を使用して、MyTrace リアルタイム トレース セッションからのトレース メッセージを書式設定し、コマンド プロンプト ウィンドウに表示し、後で調べるためにテキスト ファイルに保存します。 コマンド構文の詳細については、 Tracefmtを参照してください。
tracefmt -rt MyTrace -p c:\tracing -o mytrace.txt