部分チェック ビルドを読み込むためのブート パラメーター
部分チェックビルドには、カーネルとHALのチェックビルドバージョンと、オペレーティングシステムの残りの部分の無料ビルドが含まれています。 詳細については、 「チェックされているオペレーティングシステムとHALのみをインストールする (Windows Vista以降) 」 を参照してください。
Note
チェック ビルドは、Windows 10 バージョン 1803 以前の古いバージョンの Windows で使用することができました。 ドライバーの検証ツールやGFlagsなどのツールを使用して、ドライバーコードを確認します。
Windowsでの部分チェックビルドの構成
部分チェックビルドを構成するには、BCDedit/setコマンドと、kernelおよびhalオプションを使用します。
次のコマンドは、カーネルとハードウェアアブストラクションレイヤー (HAL) のチェックされたバージョンを使用するブートエントリを構成します。
bcdedit /set {18b123cd-2bf6-11db-bfae-00e018e2b8db} kernel ntoskrnl.chk
bcdedit /set {18b123cd-2bf6-11db-bfae-00e018e2b8db} hal halacpi.chk
コマンドの結果を表示するには、 「bcdedit/enum」 と入力します。 /Enumオプションは、すべてのブートエントリを一覧表示します。 チェックされたバージョンのカーネルとHALを使用するように変更されたブートエントリは、シリアル接続経由でのカーネルデバッグ用にも構成されています。
## Windows Boot Loader
-------------------
identifier {18b123cd-2bf6-11db-bfae-00e018e2b8db}
device partition=C:
path \Windows\system32\winload.exe
description PartialCheckedBuild
locale en-US
inherit {bootloadersettings}
debugtype serial
debugport 1
baudrate 115200
osdevice partition=C:
systemroot \Windows
kernel ntoskrnl.chk
hal halacpi.chk
resumeobject {d7094401-2641-11db-baba-00e018e2b8db}
nx OptIn
debug Yes