BinPlace のマクロと環境変数
BinPlace は、次のマクロと環境変数の値を読み取ります。
BINPLACE_OVERRIDE_FLAGS
追加のコマンドラインパラメータを含むファイルを指定します。 BinPlace は、これらのスイッチと実際のコマンド ラインのスイッチを使用します。 このオーバーライド ファイル内のスイッチは、実際のコマンド ライン スイッチの前に解析されます。
BINPLACE_LOG
ログ ファイルのパスとファイル名を指定します。 すべての BinPlace アクションはこのログ ファイルに記録されます。
BINPLACE_MESSAGE_LOG
メッセージログファイルのパスとファイル名を指定します。 BinPlace が実行されるたびに、そのコマンド ラインがメッセージ ログ ファイルに記録されます。 先頭にアットマーク ( @) が付いているファイルを使用してコマンド ラインを展開すると、展開されたコマンド ライン テキストがメッセージ ログに保存されます。 ただし、BINPLACE_OVERRIDE_FLAGS ファイルに由来するパラメータはメッセージ ログ ファイルに記録されません。
BINPLACE_EXCLUDE_FILE
除外ファイルのパスとファイル名を指定します。 これが存在しない場合、デフォルトは \tools\symbad.txt です。 このファイルは、SymChk の /ea スイッチの引数であるかのように、SymChk によって使用されます。 (SymChk は、Windows 用デバッグ ツール パッケージの一部です。詳細については、「Windows デバッグ」を参照してください。)
TRACE_FORMAT_PATH
-:TMF スイッチが使用される場合に、トレース形式ファイルに使用されるパスを指定します。
_NTTREE
-r スイッチが使用されない場合に、すべてのファイルが配置されるルート宛先ディレクトリを指定します。 詳細については、「BinPlace 宛先ディレクトリ」を参照してください。