BCDEdit /ems
BCDEdit/emsオプションは、指定されたオペレーティングシステムのブートエントリの緊急管理サービス (EMS) を有効または無効にします。
bcdedit /ems [{ID}] { on | off }
Note
BCDEdit のオプションを設定する前に、コンピューターで BitLocker とセキュア ブートを無効にするか中断することが必要になる場合があります。
パラメーター
{ID}
{ID} は、ブート エントリに関連付けられている GUID です。 {ID} を指定しなかった場合、このコマンドで現在のオペレーティング システムのブート エントリが変更されます。 ブート エントリを指定する場合は、ブート エントリに関連付けられている GUID を中かっこ { } で囲む必要があります。
Comments
BCDEdit/emssettingsコマンドとそのパラメーターを使用して、すべてのブートエントリのEMS設定を確立します。 次に、BCDEdit/emsコマンドを使用して、特定のブートエントリのEMSを有効にします。
EMSを使用すると、サーバーがネットワークまたはその他の標準的なリモート管理ツールに接続されていない場合でも、サーバーの特定のコンポーネントをリモートで制御できます。
例
次のコマンドは、{49916baf-0e08-11db-9af4-000bdbd316a0}の識別子を持つブートエントリのEMSを有効にします。
bcdedit /ems {49916baf-0e08-11db-9af4-000bdbd316a0} on