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Enterprise WDK の使用

Enterprise Windows Driver Kit (Enterprise WDK) は、使用前にインストールする必要のないコマンド ライン ビルド環境です。 EWDK をダウンロードしたら、バージョン管理ソフトウェアで管理したり、必要に応じてファイルを圧縮してコピーしたりできます。 Enterprise WDKで作成された .zip ファイルには、Visual Studio ベースのドライバープロジェクトをビルドするために必要なコンパイラー、リンカー、ビルド ツール、ヘッダー、ライブラリがすべて含まれています。

Enterprise WDKには、ドライバーと基本的な Win32 ドライバーテスト アプリケーションを構築するために必要な要素が含まれています。 お気に入りのコード エディターを使用して、ソース コードとプロジェクト ファイルを変更します。 Enterprise WDKはコマンド ライン ベースであるため、IDE、ドライバーの展開、ドライバーのテストなど、Visual Studio に組み込まれている機能の一部が欠けています。

はじめに

Note

Windows 10 バージョン 1709 以降、Enterprise WDKは ISOベースです。 まず、始まるためにISOをダウンロードして載せてから実行しますLaunchBuildEnv

  1. EWDKを次からダウンロードします。WDK &EWDKのダウンロード
  2. .zip ファイルを、d:\ewdk などの適切な名前のディレクトリに展開します。
  3. 管理者のコマンド プロンプトから、前の手順で展開したフォルダーに移動し、LaunchBuildEnvcmd を実行してビルド環境を作成します。 例えば:D:\EWDK\LaunchBuildEnv

ビルド環境を作成したら、それを使用してファイルを操作したり、Visual Studio プロジェクトをビルドしたりできます。 たとえば次のようになります。

  • Cd directory_containing_project_files
  • Msbuild projectname.vsproj

プロジェクトおよびソリューション用の基本的な MSBuildコマンド:

  • Msbuild project.vcxproj /p:configuration=[リリース |デバッグ] /p:プラットフォーム=[アーム | Win32 | ×64]

デスクトップショートカットを作成するには:

%comspec% /k pushd <drive\dir> && LaunchBuildEnv.cmd

ファイルが抽出された場所はどこ<drive\dir>ですか (例: d:\ewdk)

%comspec% /k pushd "d:\ewdk" && LaunchBuildEnv.cmd

参照

MSBuild リファレンス