ドライバーの開発、テスト、および展開
Windows ドライバー開発環境と Windows デバッガーは Microsoft Visual Studio に統合されています。 この統合されたドライバー開発環境では、ドライバーのコーディング、ビルド、パッケージ化、デプロイ、デバッグ、テストに必要なツールのほとんどが Visual Studio のユーザー インターフェイスに用意されています。
統合開発環境をセットアップするには、まず Visual Studio をインストールし、次に WDK をインストールします。 Visual Studio と WDK の入手方法について詳しくは、WDK セットアップとダウンロード ページをご覧ください。 Windows 用のデバッグ ツールは、WDK のインストールに含まれています。
WDK は MSBuild.exe を使用します。これは、Visual Studio のユーザー インターフェイスとコマンド ラインツールの両方で使用できます。 Visual Studio 環境で作成されたドライバーは、プロジェクトファイルとソリューションファイルを使用して、プロジェクトまたはプロジェクトのグループを記述します。 Visual Studio 環境には、従来の Sourcesファイルと Dirsファイルをプロジェクトファイルとソリューションファイルに変換するためのツールが用意されています。
Visual Studio 環境には、次のテンプレートが用意されています。
- 新しいドライバー
- ドライバー パッケージ
- 新しいテスト
- 既存のテストの強化
- カスタムドライバー展開スクリプト
Visual Studio 環境では、ドライバーパッケージを自動的に作成して署名するようにビルド プロセスを構成できます。 Visual Studio では、静的分析ツールと実行時分析ツールが利用できます。 ドライバーをテストするためにターゲットコンピューターを構成し、再構築するたびにドライバーをターゲットコンピューターに自動的に展開することができます。 広範な実行時テストのセットから選択したり、独自のテストを作成したりできます。
このセクションのトピックでは、Visual Studio を使用してドライバーの開発、展開、テストに関連するいくつかのタスクを実行する方法を示します。
追加のビデオ
Windows ドライバー ドキュメントの次のページにビデオがあります。