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.imgscan (イメージ ヘッダーの検索)

.imgscan コマンドは、イメージヘッダーの仮想メモリをスキャンします。

.imgscan [Options] 

パラメーター

オプション 以下のオプションのいずれか:

/r **** Range
検索する範囲を指定します。 構文の詳細については、「 アドレスとアドレス範囲の構文」を参照してください。 1つだけのアドレスを指定すると、デバッガーは、そのアドレスから始まり、0x10000バイトを拡張する範囲を検索します。

/l
検出されたイメージヘッダーのモジュール情報を読み込みます。

/v
詳細な情報を表示します.

環境

項目 説明
モード ユーザー モード、カーネル モード
対象 ライブ、クラッシュ ダンプ
プラットフォーム すべて

解説

/r パラメーターを使用しない場合、デバッガーはすべての仮想メモリ領域を検索します。

.imgscan コマンドは、検出されたイメージヘッダーとヘッダーの種類を表示します。 ヘッダーの種類には、ポータブル実行可能 (PE) ヘッダーとMicrosoft MS-DOS MZヘッダーが含まれます。

次の例は、. imgscan コマンドを示しています。

0:000> .imgscan
MZ at 00400000, prot 00000002, type 01000000 - size 2d000
MZ at 77f80000, prot 00000002, type 01000000 - size 7d000
  Name: ntdll.dll
MZ at 7c570000, prot 00000002, type 01000000 - size b8000
  Name: KERNEL32.dll