.holdmem (メモリの保持と比較)
.holdmem コマンドは、メモリ範囲を保存し、他のメモリ範囲と比較します。
.holdmem -a Range
.holdmem -d { Range | Address }
.holdmem -D
.holdmem -o
.holdmem -c Range
パラメーター
-a **** 範囲
保存するメモリ範囲を指定します。 構文の詳細については、「 アドレスとアドレス範囲の構文」を参照してください。
-d **** { Range | Address }
削除するメモリ範囲を指定します。 アドレス を指定すると、そのアドレスを含む保存された範囲を削除します。 を指定した場合 範囲, デバッガーは、保存されている範囲と重複するものを削除します 範囲. 構文の詳細については、「 アドレスとアドレス範囲の構文」を参照してください。
-D
保存されているメモリ範囲をすべて削除する。
-o
保存されたメモリー範囲をすべて表示します。
-c 範囲
指定された範囲と保存されているすべてのメモリ範囲を比較します。 構文の詳細については、「 アドレスとアドレス範囲の構文」を参照してください。
Environment
項目 | 説明 |
---|---|
モード | ユーザー モード、カーネル モード |
対象 | ライブ、クラッシュ ダンプ |
プラットフォーム | すべて |
追加情報
メモリーの操作方法や その他のメモリー関連コマンドの詳細については、メモリーの読み書きを参照してください。
解説
.holdmem コマンドは、メモリの範囲をバイトごとに比較します。
指定されたメモリー位置のいずれかが仮想アドレス空間に存在しない場合、コマンドはエラーを返します。