.fnret (関数の戻り値の表示)
.fnret コマンドは、関数の戻り値に関する情報を表示します。
.fnret [/s] Address [Value]
パラメーター
/秒
$callret 疑似レジスタを、型情報を含む、表示されている戻り値と等しく設定します。
Address
関数のアドレスを指定します。
Value
表示する戻り値を指定します。 Value を含めると、.fnret は Value を指定された関数の戻り値の型にキャストし、戻り値の型の形式で表示します。 Value を省略した場合、デバッガは関数の戻り値を戻り値レジスタから取得します。
Environment
項目 | 説明 |
---|---|
モード | ユーザー モード、カーネル モード |
対象 | ライブ、クラッシュ ダンプ |
プラットフォーム | すべて |
解説
Value パラメーターを含めた場合、.fnret コマンドはこの値のみを適切な型にキャストし、結果を表示します。
Value を省略した場合、デバッガは戻り値レジスタを使用してこの値を決定します。 関数が Address パラメーターで指定された関数よりも後に返された場合、表示される値は、この関数が返した値ではない可能性があります。