!amli r

!amli r 拡張機能は、現在のコンテキストまたは指定されたコンテキストに関する情報を表示します。

構文

   !amli r [ContextAddress]

パラメーター

ContextAddress
表示するコンテキスト ブロックのアドレスを指定します。 コンテキスト ブロックのアドレスは、!amli lc 表示の Ctxt フィールドから判断できます。 ContextAddress の先頭に 2 つのパーセント記号 (%%) が付いている場合、物理アドレスとして解釈されます。 それ以外の場合は、仮想アドレスとして解釈されます。 このパラメーターを省略すると、現在のコンテキストが表示されます。

DLL

Kdexts.dll

追加情報

関連するコマンドとその使用法については、「AMLI デバッガー」を参照してください。

解説

AMLI デバッガー プロンプトが突然表示される場合は、これを使用すると便利なコマンドです。

たとえば、次のコマンドはインタープリターの現在のコンテキストを表示します。

AMLI(? for help)-> r

Context=c18b4000*, Queue=00000000, ResList=00000000
ThreadID=c15a6618, Flags=00000010
StackTop=c18b5eec, UsedStackSize=276 bytes, FreeStackSize=7636 bytes
LocalHeap=c18b40c0, CurrentHeap=c18b40c0, UsedHeapSize=88 bytes
Object=\_WAK, Scope=\_WAK, ObjectOwner=c18b4108, SyncLevel=0
AsyncCallBack=ff06b5d0, CallBackData=0, CallBackContext=c99efddc

MethodObject=\_WAK
80e0ff5c: Local0=Unknown()
80e0ff70: Local1=Unknown()
80e0ff84: Local2=Unknown()
80e0ff98: Local3=Unknown()
80e0ffac: Local4=Unknown()
80e0ffc0: Local5=Unknown()
80e0ffd4: Local6=Unknown()
80e0ffe8: Local7=Unknown()
80e0e040: RetObj=Unknown()

Next AML Pointer: ffffffff80e630df:[\_WAK+16]

ffffffff80e630df : If(S4BW
ffffffff80e630e5 : {
ffffffff80e630e5 : | Store(Zero, S4BW)
ffffffff80e630eb : }