型指定されたデータ
EngExtCpp 拡張フレームワークには、ターゲットのメモリの操作に役立つクラスがいくつか用意されています。 ExtRemoteData クラスは、ターゲットのメモリの小さな部分を記述します。 このメモリの型がわかっている場合、型指定されたデータと呼ばれ、ExtRemoteTyped オブジェクトによって記述されます。
Windows のリストは、ExtRemoteList を使用して反復処理できます。リスト内のオブジェクトの型がわかっている場合は、ExtRemoteTypedList を使用します。
メモExtExtension のクライアント オブジェクトと同様に、これらのクラスのインスタンスは、拡張コマンドの実行や出力用の構造体の書式設定に拡張機能ライブラリを使用している場合にのみ有効です。 特に、これらをキャッシュしないでください。 クライアント オブジェクトが有効な場合の詳細については、「クライアント オブジェクトとエンジン」を参照してください。
リモート データ
リモート データは、ExtRemoteData クラスを使用して処理する必要があります。 このクラスは、ターゲットのメモリの小さなセクションを囲むラッパーです。 ExtRemoteData はメモリを自動的に取得し、他の一般的な要求をスロー メソッドでラップします。
型指定されたリモート データ
リモート データの型がわかっている場合は、ExtRemoteTyped クラスを使用して処理する必要があります。 このクラスは、シンボルからの型情報を使用して型指定されたデータを理解する拡張リモート データ オブジェクトです。 シンボルまたはキャストによって特定のオブジェクトに初期化された後、指定された型のオブジェクトと同様に使用できます。
リモート リスト
リモート リストを処理するには、ExtRemoteList クラスを使用します。 このクラスは、シングル リンク リストにもダブル リンク リストにも使用できます。 リストがダブル リンクの場合は、前のポインターが次のポインターの直後にあると見なされます。 このクラスには、リストを反復処理し、前方と後方の両方のノードを取得できるメソッドが含まれています。 ExtRemoteList は、null で終わるリストでも循環リストでも使用できます。
型指定されたリモート リスト
リスト内のノードの型がわかっている場合にリモート リストを処理するには、ExtRemoteTypedList クラスを使用します。 これは ExtRemoteList の拡張バージョンです。 ExtRemoteTypedList は、ExtRemoteList の基本機能に加えて、型情報からリンク オフセットを自動的に決定します。