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Srcsrv.ini ファイル

Srcsrv.ini ファイルは、すべてのソース管理サーバーのマスター リストです。 各エントリは次の形式になっています。

MYSERVER=ServerInfo

Perforce を使用する場合、サーバー情報は、サーバーへの完全なネットワーク パス、コロン、サーバーが使用するポート番号で構成されます。 次に例を示します。

MYSERVER=machine.corp.company.com:1666

Srcsrv.ini は、このパッケージに付属するモジュールを使用してビルドのインデックスを作成する場合に必要なファイルです。 このエントリは、サーバー情報を記述するために使用されるエイリアスを作成します。 この値は、サポートするすべてのサーバーで一意である必要があります。

このファイルは、デバッガーを実行しているコンピューターにインストールすることもできます。 SrcSrv が起動すると、Srcsrv.ini で値が検索されます。これらの値は、Pdb ファイルに含まれる情報をオーバーライドします。 これにより、ユーザーはデバッグ時に代替ソース管理サーバーを使用するようにデバッガーを構成できます。 ただし、サーバーを適切に管理し、名前を変更しない場合は、クライアント デバッガーのインストールにこのファイルを含める必要はありません。

このファイルは、クライアント側で他の目的にも使用されます。 詳細については、SrcSrv ツールでインストールされているサンプル Srcsrv.ini ファイルを参照してください。

別の場所またはファイル名の使用

既定では、SrcSrv は、Windows 用のデバッグ ツール インストール ディレクトリの srcsrv サブディレクトリにある Srcsrv.ini という名前のファイルをマスター構成ファイルとして使用します。

SRCSRV_INI_FILE 環境変数を、目的のファイルの完全なパスとファイル名と等しく設定することで、構成用に別のファイルを指定できます。

たとえば、複数のユーザーが 1 つの構成ファイルを共有する場合は、すべてのシステムからアクセスできる共有に配置し、次のような環境変数を設定できます。

set SRCSRV_INI_FILE=\\ourserver\ourshare\bestfile.txt