Remote ツール
リモート ツール Remote.exe は、リモート コンピュータからコンソール プログラムを実行および制御できるコマンド ライン ツールです。
リモートツールの入手場所
Remote.exe は Windows 用デバッグ ツールに含まれています。
リモートツールのコンポーネント
リモート ツールには次のコンポーネントが含まれています。
コンソール プログラムを起動し、クライアント接続用の名前付きパイプを開くサーバー アプリケーション。
サーバーへの接続を確立するクライアント アプリケーション。 クライアント コンピュータで入力されたコマンドはサーバー上のコンソール アプリケーションに送信され、リモート クライアントはサーバーのコンソール ウィンドウからの出力を表示します。
サーバー コンピューター上で実行されているリモート セッションを一覧表示するクエリ機能。
リモート ツールを使用すると、1 台のコンピューター上で複数のサーバー セッションを開始し、複数のクライアントが各セッションに接続できます。 セッションはコンピュータのリソースによってのみ制限されます。
これは古いツールであり、主にリモート デスクトップなどのより高度なツールに取って代わられてきました。 ただし、シンプルで使用するリソースが非常に少ないため、現在でもリモート デバッグなどに広く使用されています。
リモート ツールでは、ローカル コンピューターとリモート コンピューターの両方でコマンドを送信する必要があります。 したがって、ローカル ユーザーのいないコンピューターでこのツールを使用するには、コマンドを送信し、必要に応じてコンピューターを再起動する別の方法を開発する必要があります。
リモート ツールはユーザーを認証したり、Microsoft Windows のアクセス許可を使用したりしないため、コンピュータのセキュリティが危険にさらされる可能性があります。 デフォルトでは、接続してセッション名を提供できるリモート コンピューターは、このツールが作成する名前付きパイプを使用できます。ただし、リモート ツールのオプションを使用して、特定のユーザーとグループを含めたり除外したりすることもできます。
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