CDB でのログ ファイルの保持
CDB は、デバッグ セッションを記録するログ ファイルを書き込むことができます。 このログ ファイルには、入力したすべてのコマンドとデバッガーからの応答が含まれています。
新しいログ ファイルを開く
新しいログ ファイルを開くか、以前のログ ファイルを上書きするには、次のいずれかの操作を行います。
デバッガーを開始する前に、_NT_DEBUG_LOG_FILE_OPEN 環境変数を設定します。
デバッガーを起動するときは、-logo コマンドラインオプションを使用します。
.logopen (ログ ファイルを 開く) コマンドを入力します。 /t オプションを使用すると、指定したファイル名に日付と時刻が追加されます。 /u オプションを使用すると、ログ ファイルは ASCII ではなく Unicode で書き込まれます。
既存のログ ファイルへの追加
コマンド ウィンドウのテキストをログ ファイルに追加するには、次のいずれかの操作を行います。
デバッガーを開始する前に、_NT_DEBUG_LOG_FILE_APPEND 環境変数を設定します。
デバッガーを起動するときは、-loga コマンドラインオプションを使用します。
.logappend (ログ ファイルの 追加) コマンドを入力します。 Unicode ログ ファイルに追加する場合は、/u オプションを使用する必要があります。
ログファイルを閉じる
開いているログ ファイルを閉じるには、次の操作を行います。
- .logclose (ログ ファイルを 閉じる) コマンドを入力します。
ログ ファイルの状態の確認
ログ ファイルの状態を確認するには、次の操作を行います。
- .logfile (ログ ファイルの 状態の表示) コマンドを入力します。