セキュア モードの機能
セキュア モードがアクティブで、ホスト コンピューターに影響を与えるために使用できるコマンドの数が非アクティブ化され、シンボル サーバーとデバッガー拡張機能にいくつかの制限があります。
セキュア モードの具体的な効果は次のとおりです。
ファイル | プロセスにアタッチ、ファイル | 実行可能ファイルを開く、デバッグ | デバッグ対象のデタッチ、デバッグ | デバッグの停止、ファイル | クラッシュダンプ を開く WinDbg メニューコマンドは使用できません。
.shell (コマンド シェル) コマンドは使用できません。
拡張 DLL はローカル ディスクから読み込む必要があります。UNC パスから読み込むことができません。
2 種類の拡張 DLL (wdbgexts.h と dbgeng.h) のみが許可されます。 他の種類の DLL を拡張機能として読み込むことができません。
シンボル サーバーを使用している場合は、いくつかの制限があります。 SymSrv (symsrv.dll) のみが許可されます。その他のシンボル サーバー DLL は使用できません。 シンボルにダウンストリーム ストアを使用することはできません。既存のダウンストリーム ストアは無視されます。 HTTP 接続と HTTPS 接続は許可されません。
さらに、次のコマンドはセキュア モードでは使用できません。
- .attach (プロセスにアタッチ)
- .create (プロセスの作成)
- .detach (プロセスからデタッチ)
- .abandon (プロセスの破棄)
- .kill (プロセスの強制終了)
- .tlist (プロセス ID をリストする)
- .dump (ダンプ ファイルの作成)
- .opendump (ダンプ ファイルを開く)
- .writemem (ファイルへのメモリの書き込み)
- .netuse (ネットワーク接続の制御)
- .quit_lock (誤って終了しないようにする)
アクティブ化された後は、セキュア モードをオフにすることはできません。 詳細については、「セキュア モードのアクティブ化を