ソース ファイルの抽出
ソースを提供するすべてのモジュールからすべてのソース ファイルを抽出するには、次のコマンドを使用します。
srctool.exe -x
このツールは、バージョン管理アクセス権を持つコンピューター上のバージョン管理システムのソース インデックスが既に作成されている .pdb ファイルで実行する必要があります。 これにより、すべてのソース ファイルが共通のディレクトリ ツリーに配置されます。 このツリーの内容を Web サイトのルートにコピーします。 これは、追加する新しい製品またはモジュールで必要な頻度で行うことができます。 ディレクトリ ツリー構造では異なるファイルが分離され、一意にアクセスできるため、ファイルが上書きされる心配はありません。
Walk
Walk (Walk.cmd) スクリプトは、Windows 用デバッグ ツールに含まれています。 このスクリプトは、ディレクトリ ツリーを再帰的に検索し、指定したファイル マスクに一致する任意のファイルで指定されたコマンドを実行します。 構文は次のとおりです。
walk.cmd FileMask Command
ここで FileMask は、付属の開始ディレクトリの有無に関係なくファイル マスクを指定し Command は実行するコマンドを指定します。
c:\symbols とそのサブディレクトリ内のすべての .pdb ファイルに対して srctool.exe ファイル抽出コマンドを実行する例を次に示します。
walk.cmd c:\symbols\*.pdb srctool.exe -x