例 4: 複数のフラグを設定する
次のコマンドは、現在のセッションに次の 3 個のフラグを設定します。
ヒープの空きチェックを有効にする (hfc、0x20)
ヒープ パラメーター チェックを有効にする (hpc、0x40)
呼び出し時のヒープ検証を有効にする (hvc、0x80)
このコマンドは、/k パラメーターを使用してカーネル モードを指定します (セッションのみ)。 カーネル モードの値を、選択したフラグの 16 進値の合計 (0x20 + 0x40 + 0x80) となる E0 (0xE0) に設定します。
gflags /k e0
これに対して、GFlags はセッションに設定されたフラグの修正値を表示します。 この表示は、コマンドが成功し、コマンドで指定された 3 個のフラグが設定されていることを示します。
Current Running Kernel Settings are: 000000e0
hfc - Enable heap free checking
hpc - Enable heap parameter checking
hvc - Enable heap validation on call
フラグの設定には、いくつかの異なる GFlags コマンドを使用できます。 次の各コマンドには、この例で使用されているコマンドと同じ効果があり、方法を区別なく使用できます。
gflags /k +20 +40 +80
gflags /k +E0
gflags /k +hfc +hpc +hvc
カーネル (実行時) フラグはすぐに有効になり、Windows がシャットダウンするまで有効のままになります。