DBH のコマンド ライン オプション
DBH コマンド ラインは次の構文を使用します。
dbh [Options] -p:PID [Command]
dbh [Options] ExecutableName [Command]
dbh [Options] SymbolFileName [Command]
dbh -?
dbh -??
パラメーター
-p:PID
シンボルを読み込むプロセスのプロセス ID を指定します。
ExecutableName
シンボルを読み込む実行可能ファイルを指定します(通常は .exe または .sys)。 相対ディレクトリ パスまたは絶対ディレクトリ パスを含める必要があります。パスが含まれていない場合は、現在の作業ディレクトリが想定されます。 指定したファイルがこの場所に見つからない場合、DBH は SymLoadModuleEx を使用して検索します。
SymbolFileName
シンボルを読み込むシンボル ファイル (ファイル名拡張子 (.pdb または .dbg) を含む) を指定します。 相対ディレクトリ パスまたは絶対ディレクトリ パスを含める必要があります。パスが含まれていない場合は、現在の作業ディレクトリが想定されます。
Options 次のオプションの任意の組み合わせ。
-d
シンボルを表示し、シンボルを検索するときに、装飾名を使用します。 このオプションを使用すると、SYMOPT_PUBLICS_ONLY がオンになり、SYMOPT_UNDNAME と SYMOPT_AUTO_PUBLICS の両方がオフになります。 これは、DBH の実行後にコマンド symopt +4000 と symopt -10002 を順に発行するのと同じです。
-s:Path
指定した Path 値にシンボル パスを設定します。
-n
ノイズの多いシンボルの読み込みをオンにします。 シンボルの検索に関する追加情報が表示されます。 各シンボル ファイルの名前は、読み込まれると表示されます。 デバッガーがシンボル ファイルを読み込めない場合は、エラー メッセージが表示されます。 .pdb ファイルのエラー メッセージがテキストで表示されます。 .dbg ファイルのエラー メッセージは、winerror.h ファイルで説明されているエラー コードの形式です。 これらのメッセージのすべてが役に立つわけではありませんが、シンボル ファイルが見つからない、または一致しない理由を分析するのに役立つこともあります。 イメージ ファイルがシンボリック ヘッダー情報を回復するためだけに読み込まれている場合は、これも表示されます。
Command
DBH を実行し、指定した コマンドを実行して終了します。 使用できるコマンドの一覧については、「DBH コマンド」を参照してください。
-?
DBH コマンド ラインのヘルプ テキストを表示します。
-??
DBH コマンド ラインのヘルプ テキストを表示し、すべての DBH コマンドの一覧を表示します。
追加情報
DBH の使用の詳細については、「DBH の使用」を参照してください。