基本ブロック オブジェクト
まとめ
基本ブロックは、(通常は) 1 つのエントリ ポイントと 1 つの終了ポイントを持つコードの領域です。 逆アセンブラーの DisassembleBlocks メソッドと DisassembleFunction メソッドは、どちらも基本ブロックのコレクションを返します。 DisassembleBlocks メソッドは、基本的なブロックの単純な分析を行い、複数のエントリ ポイントを持つブロックになる可能性があります。 DisassembleFunction は、関数の完全なフロー分析を実行し、1 つのエントリと 1 つの出口を持つ基本ブロックになります。
[オブジェクトのプロパティ]
名前 | 説明 |
---|---|
StartAddress | 基本ブロックの開始アドレス。 |
EndAddress | 基本ブロックの終了アドレス。 ブロックは、ハーフオープン セット [StartAddress, EndAddress] によって定義されます。 |
手順 | 基本ブロック内の命令オブジェクトのコレクション。 |
InboundControlFlows | このプロパティは、フル フロー分析の結果である基本ブロックにのみ存在します (DisassembleFunction など)。 これは、このブロックへの受信制御フロー リンクを持つ他のブロックを記述する制御フロー オブジェクトのコレクションです。 |
OutboundControlFlows | このプロパティは、フル フロー分析の結果である基本ブロックにのみ存在します (DisassembleFunction など)。 これは、このブロックから関数内の他のブロックへの送信制御フロー リンクを記述する制御フロー オブジェクトのコレクションです。 |