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WppRecorderLogCreate マクロ (wpprecorder.h)

WppRecorderLogCreate メソッドは、レコーダー ログを格納するバッファーを作成します。

構文

__drv_maxIRQL(DISPATCH_LEVEL)
NTSTATUS WppRecorderLogCreate(
    [In]        PRECORDER_LOG_CREATE_PARAMS CreateParams,
    [Out]       RECORDER_LOG *              RecorderLog
    );

パラメーター

[in] CreateParams

RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS構造体へのポインター。

[out] RecorderLog

レコーダー ログのハンドル。

戻り値

なし

解説

ドライバーがログ記録に RecorderLog ハンドルを使用できるかどうかを示す NTSTATUS を返します。

WppRecorderLogCreate を呼び出す前に、RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS構造体を割り当て、RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS_INITを呼び出して初期化します

WppRecorderLogCreate を呼び出す前に、まず WPP_INIT_TRACING を呼び出す必要があります。 既定値は、WppRecorderLogCreate を呼び出す前に CreateParams のメンバーが変更されない限り使用されます。

成功した NTSTATUS が返された場合、ドライバーは 記録に RecorderLog ハンドルを使用できます。

成功した NTSTATUS が返されない場合、ドライバーは既定のログ へのRECORDER_LOG ハンドルを使用する必要があります。 また、ドライバーは RecorderLog が指すハンドルに対してログ記録または削除を試みてはなりません。

注意

このメソッドは、非ページ プールからログ バッファーのメモリを割り当てます。

RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS  recorderCreate; 
RECORDER_LOG                logHandle;
 
RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS_INIT(&recorderCreate, "Log #1");
recorderCreate.TotalBufferSize = 1024 * 8;
// Optionally use the following line to get timestamps in WPP log entries
recorderCreate.UseTimeStamp    = WppRecorderTrue;
// Use this line if you would like more precise timestamps (ten millionths of a second). This is valid only if you have set UseTimeStamp = WppRecorderTrue.
// recorderCreate.PreciseTimeStamp = WppRecorderTrue
status = WppRecorderLogCreate(&recorderCreate, &logHandle);

サンプル ログ出力を含む WPP ログ エントリのタイムスタンプの詳細については、「 インフライト トレース レコーダー (IFR) for logging trace」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wpprecorder.h

こちらもご覧ください

RECORDER_LOG_CREATE_PARAMS 構造体