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OpenPrintProcessor 関数 (winsplp.h)

印刷プロセッサの OpenPrintProcessor 関数は、ジョブを印刷するための印刷プロセッサを準備し、ハンドルを返します。

構文

HANDLE OpenPrintProcessor(
  [in] LPWSTR                  pPrinterName,
  [in] PPRINTPROCESSOROPENDATA pPrintProcessorOpenData
);

パラメーター

[in] pPrinterName

呼び出し元が指定した、印刷プロセッサを開いているプリンターの名前へのポインター。

[in] pPrintProcessorOpenData

PRINTPROCESSOROPENDATA 構造体への呼び出し元指定ポインター。

戻り値

操作が成功した場合、この関数は、PrintDocumentOnPrintProcessorControlPrintProcessor、および ClosePrintProcessor への後続の呼び出しの入力引数として使用できるハンドルを返す必要があります。 操作が失敗した場合、関数は SetLastError 呼び出してエラー コードを設定し、NULL 返す必要があります。

備考

OpenPrintProcessor 関数をエクスポートするには、印刷プロセッサが必要です。 スプーラーは、印刷ジョブが使用可能な場合に関数を呼び出します。 この関数は、ジョブのデータ型に基づいて、ジョブを処理する前に必要な初期化操作を実行する必要があります。

関数はハンドルを返す必要があります。 通常、ハンドルは内部構造体へのポインターです。 構造体には、プリンターの名前へのポインターと、プリンターの DEVMODEW 構造体へのポインターが含まれている必要があります。どちらも、PRINTPROCESSOROPENDATA 構造体で受け取られます。 これら 2 つのポインターは、印刷プロセッサの PrintDocumentOnPrintProcessor 関数で必要であり、この後者の関数は、スプーラーが呼び出すときに入力としてハンドルを受け取ります。

必要条件

要件 価値
ターゲット プラットフォーム デスクトップ
ヘッダー winsplp.h (Winsplp.h を含む)
ライブラリ Nwprint.lib

関連項目

ClosePrintProcessor

ControlPrintProcessor

PRINTPROCESSOROPENDATA

PrintDocumentOnPrintProcessor