REG_SET_KEY_SECURITY_INFORMATION 構造体 (wdm.h)
REG_SET_KEY_SECURITY_INFORMATION構造体は、レジストリ キー オブジェクトのセキュリティ情報を指定します。
構文
typedef struct _REG_SET_KEY_SECURITY_INFORMATION {
PVOID Object;
PSECURITY_INFORMATION SecurityInformation;
PSECURITY_DESCRIPTOR SecurityDescriptor;
PVOID CallContext;
PVOID ObjectContext;
PVOID Reserved;
} REG_SET_KEY_SECURITY_INFORMATION, *PREG_SET_KEY_SECURITY_INFORMATION;
メンバー
Object
セキュリティ情報が設定されているキーのレジストリ キー オブジェクトへのポインター。
SecurityInformation
設定されているセキュリティ情報の種類を識別する SECURITY_INFORMATION型指定された変数へのポインター。
SecurityDescriptor
キー オブジェクトのセキュリティ情報を含む SECURITY_DESCRIPTOR 構造体へのポインター。
CallContext
ドライバーの RegistryCallback ルーチンが提供できるオプションのドライバー定義コンテキスト情報。 このメンバーは、Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システム用に定義されています。
ObjectContext
CmSetCallbackObjectContext を呼び出して、ドライバーがレジストリ オブジェクトに関連付けたドライバー定義のコンテキスト情報へのポインター。 このメンバーは、Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システム用に定義されています。
Reserved
このメンバーは将来使用するために予約されています。 このメンバーは、Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システム用に定義されています。
注釈
システムは、ドライバーが ZwSetSecurityObject を呼び出すときなど、スレッドがキーのセキュリティ情報を設定しようとするたびに、REG_SET_KEY_SECURITY_INFORMATION構造体を RegistryCallback ルーチンに渡します。
レジストリのフィルター処理操作の詳細については、「レジストリ 呼び出しのフィルター処理」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。 |
Header | wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む) |