次の方法で共有


REG_SAVE_KEY_INFORMATION 構造体 (wdm.h)

REG_SAVE_KEY_INFORMATION構造体には、保存しようとしているレジストリ キーの情報が含まれています。

構文

typedef struct _REG_SAVE_KEY_INFORMATION {
  PVOID  Object;
  HANDLE FileHandle;
  ULONG  Format;
  PVOID  CallContext;
  PVOID  ObjectContext;
  PVOID  Reserved;
} REG_SAVE_KEY_INFORMATION, *PREG_SAVE_KEY_INFORMATION;

メンバー

Object

情報を保存しようとしているキーのレジストリ キー オブジェクトへのポインター。

FileHandle

ハイブ情報を保存するファイルのハンドル。

Format

キーまたはハイブが保存される形式。 このメンバーには、次のいずれかの値を指定できます。

意味
REG_STANDARD_FORMAT 標準形式で保存します。 標準形式は、Windows 2000 でサポートされている唯一の形式です。
REG_LATEST_FORMAT 最新の形式で保存します。 最新の形式は、Windows XP 以降でサポートされています。 キーをこの形式で保存した後は、以前のバージョンの Windows に読み込むことができません。
REG_NO_COMPRESSION 保存操作を高速化するために、圧縮なしで保存します。 レジストリ キー オブジェクトは、ハイブのルートを表す必要があります。

CallContext

ドライバーの RegistryCallback ルーチンが提供できるオプションのドライバー定義コンテキスト情報。 このメンバーは、Windows Vista 以降で定義されます。

ObjectContext

CmSetCallbackObjectContext を呼び出してドライバーがレジストリ オブジェクトに関連付けたドライバー定義のコンテキスト情報へのポインター。 このメンバーは、Windows Vista 以降で定義されます。

Reserved

このメンバーは将来使用するために予約されています。 このメンバーは、Windows Vista 以降で定義されます。

注釈

レジストリのフィルター処理操作の詳細については、「レジストリ 呼び出しのフィルター処理」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista SP2 以降で使用できます。
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)

こちらもご覧ください

CmSetCallbackObjectContext

RegistryCallback