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ZwFlushKey 関数 (wdm.h)

ZwFlushKey ルーチンは、レジストリ キーを強制的にディスクにコミットします。

構文

NTSYSAPI NTSTATUS ZwFlushKey(
  [in] HANDLE KeyHandle
);

パラメーター

[in] KeyHandle

ディスクにフラッシュするレジストリ キーを処理します。 このハンドルは、 ZwCreateKey または ZwOpenKey を正常に呼び出すことによって作成 されます

戻り値

ZwFlushKey は、 キー情報がディスクに転送された場合、またはエラー発生時に適切なエラー コードがSTATUS_SUCCESSを返します。

注釈

ZwFlushKey を呼び出すことで、ZwCreateKey または ZwSetValueKey によって行われた変更をフラッシュできます。 このルーチンは、 KeyHandle に関連付けられているすべての変更されたデータがディスクに書き込まれるまで返されません。 ZwFlushKey は、 指定されたキーのすべてのサブキーを含むキーのレジストリ ハイブ全体をフラッシュします。

このルーチンは、レジストリ全体をフラッシュできます。 そのため、多くの I/O を生成できます。 システムは数秒ごとにキーの変更を自動的にフラッシュするため、 ZwFlushKey を呼び出す必要はほとんどありません。

レジストリ キーの操作の詳細については、「 ドライバーでのレジストリの使用」を参照してください。

この関数の呼び出しがユーザー モードで行われる場合は、"ZwFlushKey" ではなく "NtFlushKey" という名前を使用する必要があります。

カーネル モード ドライバーからの呼び出しの場合、Windows ネイティブ システム サービス ルーチンの NtXxx および ZwXxx バージョンは、入力パラメーターを処理および解釈する方法で動作が異なります。 ルーチンの NtXxx バージョンと ZwXxx バージョン間の関係の詳細については、「Using Nt and Zw Versions of the Native System Services Routines」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL PASSIVE_LEVEL
DDI コンプライアンス規則 HwStorPortProhibitedDDIs(storport), IrqlZwPassive(wdm), ZwRegistryCreate(storport), ZwRegistryCreate(storport), ZwRegistryCreate(wdm), ZwRegistryOpen(storport), ZwRegistryOpen(storport), ZwRegistryOpen(wdm)

こちらもご覧ください

Nt および Zw バージョンのネイティブ システム サービス ルーチンの使用

ZwCreateKey

ZwOpenKey

ZwSetValueKey