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KeReleaseInStackQueuedSpinLock 関数 (wdm.h)

KeReleaseInStackQueuedSpinLock ルーチンは、KeAcquireInStackQueuedSpinLock によって取得されたキューに登録されたスピン ロックを解放します

構文

void KeReleaseInStackQueuedSpinLock(
  [in] PKLOCK_QUEUE_HANDLE LockHandle
);

パラメーター

[in] LockHandle

ロックを取得した KeAcquireInStackQueuedSpinLock の呼び出しによって初期化された、キューに入っているスピン ロック ハンドルを指定します。

戻り値

なし

解説

このルーチンは、 KeAcquireInStackQueuedSpinLock 呼び出しの開始時にオペレーティング システムが保存した元の IRQL を復元します。

キューに入ったスピン ロックの詳細については、「 キューに入ったスピン ロック」を参照してください。

32 ビット バージョンの Windows では Hal.lib、64 ビット バージョンの Windows では Ntoskrnl.lib を使用します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP 以降のバージョンの Windows で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)
Library Hal.lib;Ntoskrnl.lib
[DLL] Hal.dll;Ntoskrnl.exe
IRQL DISPATCH_LEVEL (「解説」セクションを参照)
DDI コンプライアンス規則 HwStorPortProhibitedDDIs(storport), MarkingQueuedIrps(wdm), QueuedSpinLock(storport), QueuedSpinLock(storport), QueuedSpinLock(wdm), QueuedSpinLockRelease(storport), QueuedSpinLockRelease(storport), QueuedSpinLockRelease(wdm)

こちらもご覧ください

KLOCK_QUEUE_HANDLE

KeAcquireInStackQueuedSpinLock