ExInitializeFastMutex 関数 (wdm.h)
ExInitializeFastMutex ルーチンは、一連のスレッドによる相互排他的アクセスを共有リソースに同期するために使用される高速ミューテックス変数を初期化します。
構文
void ExInitializeFastMutex(
[out] PFAST_MUTEX FastMutex
);
パラメーター
[out] FastMutex
非ページ メモリ プール内の高速ミューテックスを表す呼び出し元によって割り当てられた FAST_MUTEX 構造体へのポインター。 割り当ては、32 ビット プラットフォームでは 4 バイトでアラインされ、8 バイトは 64 ビット プラットフォームでアラインされている必要があります。
戻り値
何一つ
備考
ExInitializeFastMutex 、他の ExXxxFastMutex ルーチンへの呼び出しが発生する前に呼び出す必要があります。
呼び出し元は、指定された高速ミューテックスのストレージを提供しますが、FAST_MUTEX 構造体は不透明です。つまり、そのメンバーはシステム使用のために予約されています。
パフォーマンスを向上させるには、KeXxxミューテックス ルーチンの代わりに、ExXxxFastMutex ルーチンを使用します。 ただし、カーネル ミューテックスでは可能なように、高速ミューテックスを再帰的に取得することはできません。
高速ミューテックスの詳細については、「高速ミューテックスと保護されたミューテックス を参照してください。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
サポートされる最小クライアント | Windows 2000 以降で使用できます。 |
ターゲット プラットフォーム の | デスクトップ |
ヘッダー | wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む) |
ライブラリ | NtosKrnl.lib |
DLL | NtosKrnl.exe |
IRQL | <= DISPATCH_LEVEL |
関連項目
exAcquireFastMutex を する
exAcquireFastMutexUnsafe の
ExReleaseFastMutex を する
ExTryToAcquireFastMutex を する