ClfsCloseLogFileObject 関数 (wdm.h)
ClfsCloseLogFileObject ルーチンは、ログ ファイル オブジェクトへのすべての参照を解放します。
構文
CLFSUSER_API NTSTATUS ClfsCloseLogFileObject(
[in] PLOG_FILE_OBJECT plfoLog
);
パラメーター
[in] plfoLog
参照が解放される LOG_FILE_OBJECT 構造体へのポインター。呼び出し元は、以前に ClfsCreateLogFile 呼び出して、このポインターを取得しました。
戻り値
ClfsCloseLogFileObject 成功した場合、STATUS_SUCCESSが返されます。それ以外の場合は、Ntstatus.h で定義されているエラー コードのいずれかを返します。
備考
ClfsCloseLogFileObject は、CLFS によって取得されたすべての参照を、指定されたログ ファイル オブジェクトに解放します。 通常、クライアントはログ ファイル オブジェクトへの追加の参照を取得しません。 ただし、クライアントが追加の参照を取得した場合は、クライアントが参照を解放する必要があります。
ClfsCloseLogFileObject では、指定されたログ ファイル オブジェクトの参照カウントが 0 にドロップされ、その時点でログ ファイル オブジェクトが閉じられます (つまり、メモリの割り当てが解除されます)。 ただし、同じストリームを表す他のログ ファイル オブジェクトが存在する可能性があるため、ログ ファイル オブジェクトによって表されるストリームは開いたままになる可能性があります。 ストリームは、ストリームを表すすべてのログ ファイル オブジェクトが閉じられた後に閉じられます。
このルーチンから戻った plfoLog は無効です。
CLFS の概念と用語については、「共通ログ ファイル システムの」を参照してください。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
サポートされる最小クライアント | Windows Server 2003 R2、Windows Vista、およびそれ以降のバージョンの Windows で使用できます。 |
ターゲット プラットフォーム の | デスクトップ |
ヘッダー | wdm.h (Wdm.h を含む) |
ライブラリ | Clfs.lib |
DLL | Clfs.sys |
IRQL | <= APC_LEVEL |
関連項目
ClfsCloseAndResetLogFile の
ClfsCreateLogFile の