TRANSLATE_BUS_ADDRESS コールバック関数 (wdm.h)
TranslateBusAddress ルーチンは、親バス上のアドレスを論理アドレスに変換します。
構文
TRANSLATE_BUS_ADDRESS TranslateBusAddress;
BOOLEAN TranslateBusAddress(
[in] PVOID Context,
[in] PHYSICAL_ADDRESS BusAddress,
[in] ULONG Length,
[in, out] PULONG AddressSpace,
[out] PPHYSICAL_ADDRESS TranslatedAddress
)
{...}
パラメーター
[in] Context
インターフェイス固有のコンテキスト情報へのポインター。 呼び出し元は、インターフェイスのBUS_INTERFACE_STANDARD構造体の Context メンバーとして渡される値を渡します。
[in] BusAddress
変換するバス相対アドレス。
[in] Length
BusAddress が指す入力メモリの長さ (バイト単位)。
[in, out] AddressSpace
入力時に、デバイスのハードウェア アドレスが存在するアドレス空間。 0x0 の値はメモリ領域を示し、0x1 の値はポート I/O 領域を示します。 出力時に、 AddressSpace は 、TranslatedAddress が存在するアドレス空間を示します。
[out] TranslatedAddress
呼び出し元が BusAddress で提供するバス相対アドレスに対応する変換済み (論理) アドレス。
戻り値
翻訳操作が成功した場合は TranslateBusAddress ルーチンが TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE を 返します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | wdm.h (Ntddk.h を含む) |
IRQL | PASSIVE_LEVEL |