PCLFS_CLIENT_LOG_UNPINNED_CALLBACK コールバック関数 (wdm.h)
ClfsLogUnpinnedCallback 関数は、以前にピン留めされていたログがピン留め解除されたときにクライアントが実行するアクションを実装します。
構文
PCLFS_CLIENT_LOG_UNPINNED_CALLBACK PclfsClientLogUnpinnedCallback;
void PclfsClientLogUnpinnedCallback(
[in] PLOG_FILE_OBJECT LogFile,
[in] PVOID ClientData
)
{...}
パラメーター
[in] LogFile
末尾が固定解除された CLFS ログ ストリームを表す LOG_FILE_OBJECT 構造体へのポインター。
[in] ClientData
クライアントが提供する情報へのポインター。 このデータは、CLFS_MGMT_CLIENT_REGISTRATION構造体の LogUnpinnedCallbackData メンバーで指定します。
戻り値
なし
解説
クライアントが ClfsMgmtHandleLogFileFull ルーチンと CLFS 管理を呼び出した後、LogIsPinned パラメーターの値が TRUE のクライアントの ClfsLogGrowthCompleteCallback 関数を呼び出した場合、ログがピン留め解除されたときに ClfsLogUnpinnedCallback 関数が呼び出されます。
クライアントが ClfsMgmtRegisterManagedClient ルーチンを使用して CLFS 管理に登録する場合、クライアントは ClfsLogUnpinnedCallback 関数へのポインターと、この関数が呼び出されたときに ClfsLogUnpinnedCallback 関数にパラメーターとして渡されるカスタム データの両方を提供します。
ClfsLogUnpinnedCallback 関数は、 を返す前に最小限の処理のみを実行する必要があります。 たとえば、作業項目を作成してキューに入れ、処理を再開できることをクライアントに通知することができます。
ClfsLogGrowthCompleteCallback 関数は、ClfsLogUnpinnedCallback 関数の前に呼び出されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Server 2003 R2、Windows Vista、およびそれ以降のバージョンの Windows でサポートされています。 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む) |
IRQL | IRQL <= APC_LEVEL で呼び出されます |