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WdfCmResourceListRemove 関数 (wdfresource.h)

[KMDF にのみ適用]

WdfCmResourceListRemove メソッドは、指定されたリソース リストからリソース記述子を削除します。

構文

void WdfCmResourceListRemove(
  [in] WDFCMRESLIST List,
  [in] ULONG        Index
);

パラメーター

[in] List

デバイスのハードウェア リソースの一覧を表すフレームワーク リソースリスト オブジェクトへのハンドル。

[in] Index

List が指定するリソース リストのインデックスとして使用される 0 から始まる値。

戻り値

なし

解説

ドライバーが無効なオブジェクト ハンドルを提供すると、バグ チェックが発生します。

WdfCmResourceListRemove メソッドは、Index パラメーターが指定するインデックス値に関連付けられているリソース記述子を削除します。

WdfCmResourceListRemove がインデックス値 n を持つリソース記述子を削除すると、次のリソース記述子のインデックス値が n+1 から n に変わります

リソース リストの詳細については、「 Framework-Based ドライバーのハードウェア リソース」を参照してください。

次のコード例では、 EvtDeviceRemoveAddedResources コールバック関数が受け取るハードウェア リソースの未加工および変換されたリストから 3 番目のリソース記述子を削除します。

NTSTATUS
MyEvtDeviceRemoveAddedResources(
    WDFDEVICE Device,
    WDFCMRESLIST ResourcesRaw,
    WDFCMRESLIST ResourcesTranslated
    )
{
...
    WdfCmResourceListRemove(
                            ResourcesRaw,
                            2
                            );
    WdfCmResourceListRemove(
                            ResourcesTranslated,
                            2
                            );
...

}

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
最小 KMDF バージョン 1.0
Header wdfresource.h (Wdf.h を含む)
Library Wdf01000.sys (「Framework ライブラリのバージョン管理」を参照)。
IRQL <=DISPATCH_LEVEL
DDI コンプライアンス規則 DriverCreate(kmdf), KmdfIrql(kmdf), KmdfIrql2(kmdf), KmdfIrqlExplicit(kmdf)

こちらもご覧ください

WdfCmResourceListRemoveByDescriptor