WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS_INIT_REOPEN関数 (wdfiotarget.h)
[KMDF と UMDF に適用]
WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS_INIT_REOPEN関数は、ドライバーのWDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS構造体を初期化して、ドライバーがリモート I/O ターゲットを再度開くことができるようにします。
構文
void WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS_INIT_REOPEN(
[out] PWDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS Params
);
パラメーター
[out] Params
ドライバーによって割り当てられた WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS 構造体へのポインター。この構造体は、関数によって初期化されます。
戻り値
なし
解説
WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS構造体は、WdfIoTargetOpen メソッドへの入力として使用されます。 ドライバーが EvtIoTargetRemoveCanceled コールバック関数内から WdfIoTargetOpen を呼び出している場合、ドライバーは WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS_INIT_REOPENを呼び出して、WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS構造体を初期化する必要があります。
WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS_INIT_REOPEN関数は、指定したWDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS構造体をゼロにし、構造体の Size メンバーを設定します。 次に、関数は Type メンバーを WdfIoTargetOpenReopen に設定します。
I/O ターゲットの詳細については、「I /O ターゲットの使用」を参照してください。
例
次のコード例は、リモート I/O ターゲットを再度開く EvtIoTargetRemoveCanceled コールバック関数のセグメントです。
VOID
MyEvtIoTargetRemoveCanceled(
WDFIOTARGET IoTarget
)
{
WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS openParams;
NTSTATUS status;
...
WDF_IO_TARGET_OPEN_PARAMS_INIT_REOPEN(&openParams);
status = WdfIoTargetOpen(
IoTarget,
&openParams
);
...
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
最小 KMDF バージョン | 1.0 |
最小 UMDF バージョン | 2.0 |
Header | wdfiotarget.h (Wdf.h を含む) |
IRQL | 任意のレベル |