WdfDeviceSetCharacteristics 関数 (wdfdevice.h)
[KMDF にのみ適用]
WdfDeviceSetCharacteristics メソッドは、指定されたデバイスのデバイス特性を設定します。
構文
void WdfDeviceSetCharacteristics(
[in] WDFDEVICE Device,
[in] ULONG DeviceCharacteristics
);
パラメーター
[in] Device
フレームワーク デバイス オブジェクトへのハンドル。
[in] DeviceCharacteristics
デバイスの特性を表すシステム定義の ORed 定数で構成される値。 詳細については、DEVICE_OBJECT構造体の Characteristics メンバーを参照してください。
戻り値
なし
解説
ドライバーが無効なオブジェクト ハンドルを提供すると、バグ チェックが発生します。
デバイスの特性を設定するには、WdfDeviceCreate を呼び出す前に、EvtDriverDeviceAdd コールバック関数で WdfDeviceInitSetCharacteristics メソッドを呼び出します。 EvtDriverDeviceAdd コールバック関数が返されるまで、ドライバーがデバイスの特性を判断できない場合、ドライバーは通常、EvtDevicePrepareHardware コールバック関数で WdfDeviceSetCharacteristics を呼び出す必要があります。
WdfDeviceSetCharacteristics を呼び出すたびに、以前の呼び出しの設定が上書きされます。
例
次のコード例では、指定したデバイスのFILE_REMOVABLE_MEDIA特性を設定します。
WdfDeviceSetCharacteristics(
Device,
FILE_REMOVABLE_MEDIA
);
要件
| 要件 | 値 |
|---|---|
| 対象プラットフォーム | ユニバーサル |
| 最小 KMDF バージョン | 1.0 |
| Header | wdfdevice.h (Wdf.h を含む) |
| Library | Wdf01000.sys (「Framework ライブラリのバージョン管理」を参照)。 |
| IRQL | <=DISPATCH_LEVEL |
| DDI コンプライアンス規則 | DriverCreate(kmdf), KmdfIrql(kmdf), KmdfIrql2(kmdf), KmdfIrqlExplicit(kmdf) |