ReadIoSpaceEx 関数 (wdbgexts.h)
ReadIoSpaceEx 関数は、ReadIoSpace の拡張バージョンです。 システム I/O の場所だけでなく、バス上の I/O の場所も読み取ります。 ReadIoSpace はReadIoSpaceEx と同様に機能しますが、 interfacetype は ISA、 busnumber は 0、 addressspace は 1 です。
構文
void ReadIoSpaceEx(
ULONG address,
PULONG data,
PULONG size,
ULONG interfacetype,
ULONG busnumber,
ULONG addressspace
);
パラメーター
address
読み取る I/O アドレスを指定します。
data
読み取られたデータを保持する変数のアドレスを指定します。 これは、サイズに含まれるバイト数 以上である必要があります。
size
読み取るバイト数を含む変数のアドレスを指定します。 サイズ は 1、2、または 4 である必要があります。 データが読み取られた後、 size には実際に読み取られたバイト数が含まれます。
interfacetype
拡張入出力スペースが存在するインターフェースのタイプを指定します。 使用できる値は、ISA、EISA、MCA です。 詳細については、「ntddk.h」を参照してください。これは Windows Driver Kit の一部として入手できます。
busnumber
拡張入出力スペースが存在するバスの番号を指定します。 指定された型のバスが複数ある場合を除き、通常は 0 です。
addressspace
これは通常 1 です。
戻り値
なし
解説
64 ビット コードを記述する場合は、代わりに ReadIoSpaceEx64 を使用する必要があります。 詳細については、「 32 ビット ポインター」と「64 ビット ポインター 」を参照してください。
WdbgExts 拡張機能を作成する場合は、 wdbgexts.h を含めます。 この関数を呼び出す DbgEng 拡張機能を記述する場合は、dbgeng.h の前に wdbgexts.h を含めます (詳細については、「DbgEng 拡張機能コードの記述」を参照してください)。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | wdbgexts.h (Wdbgexts.h、Dbgeng.h を含む) |