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ReadControlSpace64 関数 (wdbgexts.h)

ReadControlSpace64 関数は、プロセッサ固有の制御領域を buf が指す配列に読み取ります。

構文

void ReadControlSpace64(
  USHORT  processor,
  ULONG64 address,
  PVOID   buf,
  ULONG   size
);

パラメーター

processor

制御スペースを読み取るプロセッサーの番号を指定します。

address

制御スペースのアドレスを指定します。

buf

制御スペース・データを保持するバイト配列のアドレスを指定します。

size

buf が指す配列内のバイト数を指定します。

戻り値

なし

解説

32 ビット コードを記述する場合は、代わりに ReadControlSpace を 使用する必要があります。 詳細については、「 32 ビット ポインター」と「64 ビット ポインター 」を参照してください。

WdbgExts 拡張機能を記述する場合は、 wdbgexts.h を含めます。 この関数を呼び出す DbgEng 拡張機能を記述する場合は、dbgeng.h の前に wdbgexts.h を含めます (詳細については、「DbgEng 拡張機能コードの記述」を参照してください)。

ReadTypedControlSpace32 マクロは、ReadControlSpace64 関数のシン ラッパーです。 これは、プロセッサ固有の制御領域を構造体に読み取るための便利な方法として提供されます。

void ReadTypedControlSpace32(
    _Proc,
    _Addr,
    _Buf
);

_Proc

制御スペースを読み取るプロセッサーの番号を指定します。

_Addr

制御スペースのアドレスを指定します。

_Buf

制御スペース・データの読み取り先となるオブジェクトを指定します。

戻り値

このマクロは値を返しません。

このマクロに提供されるパラメーターは 、ReadControlSpace64 関数に提供されるものと同じですが、構造体とそのサイズへのポインターを指定する代わりに、構造体を直接指定できる点が除きます。

ReadTypedControlSpace64 マクロは、ReadControlSpace64 関数のシン ラッパーです。 これは、プロセッサ固有の制御領域を構造体に読み取るための便利な方法として提供されます。

void ReadTypedControlSpace64(
    _Proc,
    _Addr,
    _Buf
);

_Proc

制御スペースを読み取るプロセッサーの番号を指定します。

_Addr

制御スペースのアドレスを指定します。

_Buf

制御スペース・データの読み取り先となるオブジェクトを指定します。

戻り値

このマクロは値を返しません。

このマクロに提供されるパラメーターは 、ReadControlSpace64 関数に提供されるものと同じですが、構造体とそのサイズへのポインターを指定する代わりに、構造体を直接指定できる点が除きます。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header wdbgexts.h (Wdbgexts.h、Dbgeng.h を含む)