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ListType 関数 (wdbgexts.h)

ListType 関数は、リンク リスト内のすべての要素に対して指定されたコールバック関数を呼び出します。

構文

ULONG ListType(
  [in] IN LPCSTR                   Type,
  [in] IN ULONG64                  Address,
  [in] IN USHORT                   ListByFieldAddress,
  [in] IN LPCSTR                   NextPointer,
  [in] IN PVOID                    Context,
  [in] IN PSYM_DUMP_FIELD_CALLBACK CallbackRoutine
);

パラメーター

[in] Type

リンク リスト内の各エントリの種類の名前を指定します。

[in] Address

ListByFieldAddress が 0 の場合:

リンク リスト内の最初のエントリのターゲットのメモリ内のアドレスを指定します。

ListByFieldAddress が 1 の場合:

次のエントリを指す最初のエントリのメンバーのターゲットのメモリ内のアドレスを指定します。

[in] ListByFieldAddress

Address に最初のエントリのベース アドレスを含めるか、次のエントリを指す最初のエントリのメンバーのアドレスが含まれているかを指定します。

[in] NextPointer

Type 型の 構造体で、リンク リスト内の次のエントリへのポインターを含むメンバーの名前を指定します。 NextPointer はピリオドで区切られたパスにすることができます。たとえば、 Type が "nt!_ETHREAD" の場合、 NextPointer は "Tcb.ThreadListEntry.Flink" になります。

[in] Context

コールバック関数が呼び出されるたびに CallbackRoutine によって指定されたコールバック関数に渡されるポインターを指定します。

[in] CallbackRoutine

リンク リスト内の各エントリに対して呼び出される関数を指定します。 関数に渡されるパラメーターは、 Context ポインターと FIELD_INFO 構造体です。エントリのアドレスは、この構造体の アドレス メンバーにあります。

戻り値

この関数は、成功した場合は TRUE 、失敗した場合 は FALSE を 返します。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header wdbgexts.h (Wdbgexts.h、Dbgeng.h を含む)