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GetCurrentProcessAddr 関数 (wdbgexts.h)

GetCurrentProcessAddr 関数は、現在のプロセスを記述するシステム データの場所を返します。

構文

void GetCurrentProcessAddr(
  DWORD    Processor,
  ULONG64  CurrentThread,
  PULONG64 Address
);

パラメーター

Processor

最後のイベントが発生したときに現在のスレッドを実行していたプロセッサまたは仮想スレッドのインデックスを指定します。 プロセッサ はカーネル モードデバッグでのみ使用されます。 CurrentThreadNULL の場合にのみ。

CurrentThread

現在のスレッドのシステム データの場所を指定します。 これは 、GetCurrentThreadAddr によって返される場所です。

カーネル モード デバッグでは、 CurrentThreadNULL にできます。その場合は、代わりに Processor が使用されます。

Address

現在のプロセスを説明するシステム データの場所を受け取ります。

戻り値

なし

解説

ユーザー モード デバッグでは、 GetCurrentProcessAddr はプロセスのプロセス環境ブロック (PEB) の場所を返します。 これは、 GetPebAddress が返すのと同じ場所です。

カーネル モード デバッグでは、 GetCurrentProcessAddr は現在のプロセスの KPROCESS 構造体の場所を返します。

KPROCESS と PEB の構造の詳細については、「 Microsoft Windows Internals by David ソロモン」および「Mark Russinovich」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム デスクトップ
Header wdbgexts.h (Wdbgexts.h、Dbgeng.h を含む)

こちらもご覧ください

GetCurrentThreadAddr

GetPebAddress