PWINDBG_READ_PROCESS_MEMORY_ROUTINE コールバック関数 (wdbgexts.h)
PWINDBG_READ_PROCESS_MEMORY_ROUTINE (ReadMemory) 関数は、Win32 ReadProcessMemory 関数と同様に機能します。 デバッグ中のプロセスからメモリを読み取ります。 読み取る領域全体にアクセスできる必要があります。または、操作が失敗します。
構文
PWINDBG_READ_PROCESS_MEMORY_ROUTINE PwindbgReadProcessMemoryRoutine;
ULONG PwindbgReadProcessMemoryRoutine(
ULONG_PTR offset,
PVOID lpBuffer,
ULONG cb,
PULONG lpcbBytesRead
)
{...}
パラメーター
offset
デバッグ中のプロセスで読み取るメモリのベース アドレスを指定します。
lpBuffer
読み取られたメモリを受け取るバッファーを指します。
cb
ReadMemory で読み取るバイト数を指定します。
lpcbBytesRead
ReadMemory がバッファーに転送した実際のバイト数を受け取ります。 このパラメーターは省略可能です。 NULL の場合は無視されます。
戻り値
ルーチンが成功した場合、戻り値は TRUE です。それ以外の場合は FALSE です。
注釈
WdbgExts 拡張機能を作成する場合は、 wdbgexts.h を含めます。 この関数を呼び出す DbgEng 拡張機能を記述する場合は、dbgeng.h の前に wdbgexts.h を含めます (詳細については、「DbgEng 拡張機能コードの記述」を参照してください)。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | wdbgexts.h (Wdbgexts.h、Dbgeng.h を含む) |